おぼろげな風景

一本のローソク
ゆらゆらと
静かに光を放つ

深夜
漆黒の闇につつまれた世界
すべての声が消え失せる

こころが
安らかな境地に至る
その瞬間だ

夜明け時
夢から覚めて
まだ、
世の中が動き出す前
わたくしのこころは
混沌から抜け出す

この瞬間
意識を集中し
一灯の光で
からだ全体をキラキラと照らしだす

すると、
聴覚・視覚・味覚・嗅覚、
感覚すべてが
自由を束縛しているのがわかる

そして
欲望や好き嫌いの感情に
すっかりあやつられている
自分がみえてくる

-菜根譚

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こころの中の水と油

暑さと寒さ
これはなんとかなる

でも
人生の浮き沈みを
コントロールするのは難しい

浮き沈みをコントロール

これができても
こころの中の
「水」と「油」の確執
これをすっきり取り除くのは
超難しい

水と油

まったく
かけ離れた2つのこころ

これにスパッと解決がつけられれば
からだ全体
和やかさに包まれる

あるがまま
そのまんま

どこに行っても
春の風のように
のどかで
ぽかぽかだよ

菜根譚

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ボディーブロー

こころの中の
ひっかかり
わだかまり

これに
スパッと
おさらばできれば
気分爽快
自由になれる

泥と水を分けられない

ちゃんと
わかってるよ

だけど
スパッと
割り切れない

これが人生で
一番
身にこたえるんだ

-呻吟語
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余計なお世話

イネの成をすこしでも
けようと思って
引っ張ってたら、
イネが枯れた・・・・。

-孟子
*「助長」の語源
無理な力を加えて、逆の結果を招くこと
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こころの中心軸

しかけがついた道具

これを
巧みに使ってる人

ものごとを
機械的・合理的に
処理してる

こころの中も
からくりだ

こころに
「しかけ」があると
こころは
純白にはならない

すると
魂が定まらず、
腹がすわらない

こころの中心軸が
ぐらつくと
大自然の法則から
外れる

-荘子
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透明な眼差し

愛を見つめて
ひたすら
歩んでいる人

ときに
孤独に陥ることがある

長いものに巻かれて
生きてる人

ぞっとする
寂しさが
永遠に続く

賢人の視線は
めまぐるしく変化する
現実社会を超えて
不変の世界を見つめてる

限りあるこの身を超えて、
永遠の自分を見つめてる

(真実の道を歩んでいると)

ときには
ひとりぼっちの
寂しさを感じる

けど、
身を切るような
寂しさが
続くことはない

-菜根譚
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